2015年01月19日
僕の私の義務ナジウム
こんにちわ!
はじめましての人ははじめまして!
最近あることがあって絵の調子がすこぶる悪くて全く描けない・・・自分では描きたいのか描きたくないのかもわからない。
過去最大の絶不調というわけですよ。ほんと笑えない。もともと見に行く予定でしたが何か変わるきっかけを貰えるかもしれないと少し期待を持って行って来ました。

15日の熊日の芸能欄に載っておりました上の記事。
熊本の劇団ゼロソーの主宰が牛深出身で観劇に行くと毎回感想を書いております。
今回はゼロソーさんの演劇ではありませんが、そのゼロソー主宰の方の脚本を東京の第一線で活躍されている演出家さんが演出をされた。この演出家さんは宮崎出身で熊大を卒業後熊日で記者を4年ほどされた後東京に移られたそうだ。
主催は文化庁と日本劇団協議会で地方の芸術団体のレベルアップを図るという目的で国の予算が出てるとのこと。国も良い事業やってるんだな。
楽しみにしておりましたので17日の夜と18日のお昼と2回行って来ました。
*.♪★*・゜・*♪*.♪★*・゜*.♪★*・゜・*♪*.♪★*・゜*.♪★*・゜・*♪*.
過疎化の問題にスカッシュというスポーツを使って町興しを考えている陸の孤島・美女都村。
その村にはいくつかの昔から伝わる風習や決まり事があった。その風習が現代にはそぐわないところがありどうしても認めたくない外部から嫁ぎに来た人と伝統だから守らなければならないという地元の人たちの間での物語。
九州の山奥という設定だったけど熊本弁でしたね。『むぞらしかね~』(かわいらしい)っていうセリフがありました。天草では『みぞらしかね~』ですよね。みぞらしいという方言があるのは他に長崎で、天草弁が長崎弁に似ているのは天草が船で長崎と行き来していたという証拠でしょう。天領として長崎奉行が治めてた名残りですね。( ゚д゚)ハッ!脱線してしまったwここは御番所のブログじゃなかったので戻ります。
大まかな感想は、とてもおもしろかったです。物語の違和感は全くなかった。むしろ引き込まれすぎて作り話に思えなかった。近代化する前の日本では今回のに似たような話はほんとにあったのを話だけ聞いたことがある。どこかひっそりと外部と遮断されている場所では今だにあってるのだろうか?
作り話に思えなかったのはそれだけリアルに設定がされていたということでしょうね。
僕はこの地元歴史ブログを書いているように歴史や伝統を最重要視しているので、当初一方的に伝統を守る地元側立場で見るのかと思っていましたが、対立する問題が性の事でもあり心があるのでその伝統に納得出来ない人の言葉に揺さぶられた。
作者はどっちが大事だと伝えたかったのだろうか?それともそれは見たそれぞれの人達が判断してもいいのだろうか?もちろん僕の中では揺さぶられはしたが答えは変わっていない。
お話に出てきましたが土俵に女性は上がれないとかそういう伝統は守らないといけない事に理由を求めたがる。こういうので真っ先に女系天皇の事を思った。なぜ女系天皇が認められないのか。ここでは詳しく書く必要がないので書きませんが、この問題に似ている。これってもちろん遺伝子的な細かい事もあるんですけど一番わかり易い最大の理由にこういうのがある。
『ずっと男系で続けてきたから』以上。
これが理由じゃないようで理由であり歴史を大事にするということだそうだ。
今回のお話の風習がどれくらい続いてきたのかはわからない。でも長い間続いて来ているのは守っている人たちを見て伝わる。何十年何百年と続いてきたかもしれない。それに比べたった20年30年~しか生きていない後世の人が断ち切るのはいけない・・・っていうのが基本なんだけど今回のは沙織さんの気持ちが伝わりすぎてとてもとても切なく苦しかった。
我慢できずに涙を流しました。その会場の空気も相まってもうこれ以上続いたら心が耐えられないぎりぎりって思ってた所で亀久寿さんの笑いで空気を変えて負担を抜いてくれました。あそこ見てて超気持ちいい。涙を拭いながら笑う気持ち良い感じ。
演技というかリアルすぎて役者さんの心の負担の方が心配になっちゃうぐらいでした。演技が終わってもしばらく涙が止まらないんじゃないかなってw
佐右衛門三郎二郎さん、マンガのような驚きの顔にはほんと笑いました。貫通石のとこも笑わせて頂きましたwお笑い芸人さんですか?wおもしろい演技で終始楽しめました。あと個人的なことで直接言えなくてこの場で申し訳ないのですが年賀状お返事ありがとうございました(>_<)
千晶さん、スローのとき座って目を潤ませてるシーン、あそこキラキラしてました。絵になります。髪伸びました?そのまま伸ばします?
終わってからの撤収作業も少し拝見させていただきましたが、あんなにたくさんの裏方さんがいらっしゃるんですね。その一人ひとりの力が合わさって実際僕ら観客から見えるのは役者さんしかいなくて、役者さんはその方々の代表なんだなって思った。そう噛み締めながら見ると演劇の魅力ってほんと凄いな。演劇のことわかんないから普段ただの視聴者として普通に見てるだけなのでその大変さを理解してるつもりでも理解してなくてすみません。
東京公演も今週末あるので、もっともっと書きたいですがネタバレを避けてやめましょう。
大変楽しかったです。思いっきり泣いてストレス発散出来ました!僕自身も復調するのかな?やる気出さないとだな。
皆様お疲れ様でございました。ありがとうございました。
東京公演も成功しますようにお祈り申し上げます。
はじめましての人ははじめまして!
最近あることがあって絵の調子がすこぶる悪くて全く描けない・・・自分では描きたいのか描きたくないのかもわからない。
過去最大の絶不調というわけですよ。ほんと笑えない。もともと見に行く予定でしたが何か変わるきっかけを貰えるかもしれないと少し期待を持って行って来ました。

15日の熊日の芸能欄に載っておりました上の記事。
熊本の劇団ゼロソーの主宰が牛深出身で観劇に行くと毎回感想を書いております。
今回はゼロソーさんの演劇ではありませんが、そのゼロソー主宰の方の脚本を東京の第一線で活躍されている演出家さんが演出をされた。この演出家さんは宮崎出身で熊大を卒業後熊日で記者を4年ほどされた後東京に移られたそうだ。
主催は文化庁と日本劇団協議会で地方の芸術団体のレベルアップを図るという目的で国の予算が出てるとのこと。国も良い事業やってるんだな。
楽しみにしておりましたので17日の夜と18日のお昼と2回行って来ました。
*.♪★*・゜・*♪*.♪★*・゜*.♪★*・゜・*♪*.♪★*・゜*.♪★*・゜・*♪*.
過疎化の問題にスカッシュというスポーツを使って町興しを考えている陸の孤島・美女都村。
その村にはいくつかの昔から伝わる風習や決まり事があった。その風習が現代にはそぐわないところがありどうしても認めたくない外部から嫁ぎに来た人と伝統だから守らなければならないという地元の人たちの間での物語。
九州の山奥という設定だったけど熊本弁でしたね。『むぞらしかね~』(かわいらしい)っていうセリフがありました。天草では『みぞらしかね~』ですよね。みぞらしいという方言があるのは他に長崎で、天草弁が長崎弁に似ているのは天草が船で長崎と行き来していたという証拠でしょう。天領として長崎奉行が治めてた名残りですね。( ゚д゚)ハッ!脱線してしまったwここは御番所のブログじゃなかったので戻ります。
大まかな感想は、とてもおもしろかったです。物語の違和感は全くなかった。むしろ引き込まれすぎて作り話に思えなかった。近代化する前の日本では今回のに似たような話はほんとにあったのを話だけ聞いたことがある。どこかひっそりと外部と遮断されている場所では今だにあってるのだろうか?
作り話に思えなかったのはそれだけリアルに設定がされていたということでしょうね。
僕はこの地元歴史ブログを書いているように歴史や伝統を最重要視しているので、当初一方的に伝統を守る地元側立場で見るのかと思っていましたが、対立する問題が性の事でもあり心があるのでその伝統に納得出来ない人の言葉に揺さぶられた。
作者はどっちが大事だと伝えたかったのだろうか?それともそれは見たそれぞれの人達が判断してもいいのだろうか?もちろん僕の中では揺さぶられはしたが答えは変わっていない。
お話に出てきましたが土俵に女性は上がれないとかそういう伝統は守らないといけない事に理由を求めたがる。こういうので真っ先に女系天皇の事を思った。なぜ女系天皇が認められないのか。ここでは詳しく書く必要がないので書きませんが、この問題に似ている。これってもちろん遺伝子的な細かい事もあるんですけど一番わかり易い最大の理由にこういうのがある。
『ずっと男系で続けてきたから』以上。
これが理由じゃないようで理由であり歴史を大事にするということだそうだ。
今回のお話の風習がどれくらい続いてきたのかはわからない。でも長い間続いて来ているのは守っている人たちを見て伝わる。何十年何百年と続いてきたかもしれない。それに比べたった20年30年~しか生きていない後世の人が断ち切るのはいけない・・・っていうのが基本なんだけど今回のは沙織さんの気持ちが伝わりすぎてとてもとても切なく苦しかった。
我慢できずに涙を流しました。その会場の空気も相まってもうこれ以上続いたら心が耐えられないぎりぎりって思ってた所で亀久寿さんの笑いで空気を変えて負担を抜いてくれました。あそこ見てて超気持ちいい。涙を拭いながら笑う気持ち良い感じ。
演技というかリアルすぎて役者さんの心の負担の方が心配になっちゃうぐらいでした。演技が終わってもしばらく涙が止まらないんじゃないかなってw
佐右衛門三郎二郎さん、マンガのような驚きの顔にはほんと笑いました。貫通石のとこも笑わせて頂きましたwお笑い芸人さんですか?wおもしろい演技で終始楽しめました。あと個人的なことで直接言えなくてこの場で申し訳ないのですが年賀状お返事ありがとうございました(>_<)
千晶さん、スローのとき座って目を潤ませてるシーン、あそこキラキラしてました。絵になります。髪伸びました?そのまま伸ばします?
終わってからの撤収作業も少し拝見させていただきましたが、あんなにたくさんの裏方さんがいらっしゃるんですね。その一人ひとりの力が合わさって実際僕ら観客から見えるのは役者さんしかいなくて、役者さんはその方々の代表なんだなって思った。そう噛み締めながら見ると演劇の魅力ってほんと凄いな。演劇のことわかんないから普段ただの視聴者として普通に見てるだけなのでその大変さを理解してるつもりでも理解してなくてすみません。
東京公演も今週末あるので、もっともっと書きたいですがネタバレを避けてやめましょう。
大変楽しかったです。思いっきり泣いてストレス発散出来ました!僕自身も復調するのかな?やる気出さないとだな。
皆様お疲れ様でございました。ありがとうございました。
東京公演も成功しますようにお祈り申し上げます。
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