2015年05月04日

曲水の宴-代継宮-

行って参りました。曲水の宴へ。
こんにちは!
はじめましての人ははじめまして!

日本書紀にも書かれている儀式。代継宮が今の立田山へ遷座された後五年前から開催しているとのこと。

初めて行って来ました。

曲水の宴とは曲がりくねった水路を盃が自分のところに来るまでに決められたお題の歌を作るという儀式。

母校後輩の茶道部がお茶を振る舞ってましたのでパチリ。
奉納の舞の子供たちがかわいい。
盃を見てみると伊勢神宮の式年遷宮のときの盃でした。
小さな巫女さんが盃が止まると枝で先に進めます。


代継太鼓は今までいろんなところで見ましたが、やっぱいいですね。かっこいい。ここはその代継太鼓のお宮ということです。


お待ちかね。
これを見たくて行ったんですよね。十二単衣。


ふわぁ、雅




美しすぎますね。

ちなみにここには土佐日記の紀貫之も国内で唯一祀られているそうです。参勤交代の時に安全祈願がされたということで交通安全のご利益があるそうですが、紀貫之神もいらっしゃるならたくさんの文豪が訪れてそうですね。

最後に代継宮にまつわる明治天皇の御製が入り口にありましたので載せて終わります。

『たらちねの親につかえてまめなるが 人のまことの始めなりけり』

(今日まで、這えば立て、立てば歩めとはぐぐみ育てられた親の御恩に感謝し忘れること無く、親から子へ、子から孫へと次世代へ続く生命の繋がりを尊び、発展的に未来へと受け継いでいきましょう)

美しい。