2013年05月21日
【藍より青く】の中心で愛を叫ぶ-第三回-
こんにちわ!
はじめましての人ははじめまして!
前々回からの引き続きテーマで今回が最終回です。2回前の投稿から読んでいただかないと繋がりません。
第一回は→こちら
第二回は→こちら
前回までで「藍より青く」のあらすしが終わりましたので、実際どこの場所でのお話なのかを考察してみた。
(あくまで仮想です。その場所を想像して読んだらもっと面白いなという趣旨です。)
真紀が勤める郵便局は今の船津局だと思って間違いないと思う。
そこから真紀の家に行くには山道と港を通る道の二通りがある。
そして自宅は漁師の集落の背後の斜面に立地。その他文中にある道の説明などから予想したのをマップに入れます↓

真紀と周一が何度も待ち合わせしてた海を眺める椎の木場所は③のあたりから鯔山の方向に行ったどこかだと。
たぶんこの写真のとこだと思いますがこの写真がどこかはわたし行ったことがないのでわかりません。↓

そして港とは別に砂浜があるが、これは今は埋め立てされ無くなった後浜の⑥砂浜を想像した。最初の英雄と真紀を取次して会わせたり、月夜に待ち合わせしたここも大事な場所。
そしてロケハン時ここから見えた黒島を見て泳ぎ比べの浜島のストーリーを考えたのではないかと考えた。
後浜から見える昨年撮った黒島↓

でも浜島までの距離は4キロ余りと書いてあったので距離が違いすぎる。黒島でイメージして作者は後に牛深の地図を見て浜島を作ったのかもしれない↓

そう考えると周一たちが港から泳ぎだして、真紀と明が堤防の先に来て見守るシーンは⑤なのかなって想像した。
ここまで来ると自分でも、かもしれないが多すぎて断定はもうできません。ほんとにあくまでも想像して読む場合の時の当てはめる場所として書きました。
グラフNHKを4冊ほど取り寄せたことを書いたと思いますがその中に挿絵があった。こちらです↓

若干それは堤防じゃなくて桟橋ではないのかな?とか船の数が少なくてちょっと規模に違和感を感じますがそういうイメージでこの作品は作られたということでしょう。
先に出しても良かったのですけど、ちょっと無理があったかもしれませんがやっぱり牛深と絡めたいじゃないですか。ご理解ください。
*.♪。★*・゜・*♪*.♪。★*・゜*.♪。★*・゜・*♪*.♪。★*・゜*.♪。★*・゜・*♪*.♪。★*・゜*.♪
今回のブログはここからが本編かなw
上にも書いたようにグラフNHK藍より青く特集号4冊

これを読んでさらにわかった。
遠見浦というのが加世浦のことじゃないかと第一回に書いた。意見が別れる理由に思うのが、遠見浦という地名が牛深のことを言っていて特定の地区のことではないかもしれないということ。
まぁ、これは上巻の牛深でのストーリー内で「牛深、または牛深の遠見浦」というフレーズが一回も出てこないことが原因にあると思う。出てこないのは牛深=遠見浦だからじゃないの?って反論だろう。
しかし下巻の終盤の回想シーンで真紀と周太郎は行義の遺骨を持って里帰りをする。そのときに陸路を来るわけですが本渡から牛深へと書いてある。
上下巻通して牛深という文字があるのはこの一回だけである。このことを理由に牛深の特定の地区であることは確信していた。
右上のグラフNHKの真紀しゃんが戦時中なので名札をつけている。ここに住所が書いてあった。
熊本県天草郡濱崎町字遠見浦
wwwwwwwwwwwwwww
さっぱりわからなくなった。濱崎は連絡船が来るところの場所じゃないの!?現在の瀬崎は濱崎町字濱崎!?
TVで実際の地名を使うのを避けたのかなとかは思いますがそこは牛深町字遠見浦にして欲しかったですね。
わたしはわかりませんがおそらくTVの中では牛深というフレーズは一回も出て来なかったのではないでしょうか。
その他グラフNHK内では山田太一さんや真紀役の真木洋子さんのインタビューなども載っていた。
真紀が東京に行った後いろんな男性との恋愛があるってあらすじに書いたじゃないですか。あのストーリーほんとは最後に商社の社長さんと再婚する予定だったらしいです。真木洋子さん自身も演じてて再婚したかったと書いてありました。
ね、ほんとムキーってなりましたよ。そんなのこっちは読みたくないんですよーって。当時の人はこれを大絶賛してたのか?と疑問に思ったって書きましたでしょ。
載ってました。当時の人の声。
再婚させるなって投書がものすごく来てたみたいですwその力に負けて作者はシナリオを変えたそうだ、爆笑。
なんだ当時の人もわたしと同じ気持だったんだ。当時の方達とつながった気がしてほっとしました。
しかもさらに面白いことに周一が出征するときの投書には周一を戦死させるなっていう投書もものすごい量が来たらしい、笑。いやいや、わたしはそこまでは言いませんでしたよwwww
私よりも当時の人は純愛を求めて真紀と周一のお話を見たかったのですね。
本渡市出身の方の投稿も載ってました。島民の純情素朴な人柄が天草の真実を歪曲しないで伝えられていて素晴らしいという内容だった。あー映像が見たい。ほんとに見たいという気持ちになりました。
ということで最終的に
【藍より青く】評定させて頂きます。
上巻前半 A 評定(とても素晴らしい)
上巻後半 B (そこそこいい)
下巻前後半 D (義務感だけで読んだ)
総合評価 C (普通)
(第一回に書いたあとがきを含めればBになるかもだけど、本編だけ読んでそこまでの作者の意図汲み取れる読者がどれだけいるのだろうか)
すみませんこれでは否定的な印象を受けたかも知れません。でも伝えたいことはそういうことではないです。
ここからが最重要です。
最後に【牛深にとっての】藍より青く について書いて終わりにします。
あらすじ途中から雑になったなって思われたかもしれませんが違うのです。
牛深が出てくるのは上巻だけ、そして私が熱くまとめた部分は全体の1/4でしかないのです。圧倒的に牛深に関係しない部分の方が多い。
牛深に関係する部分のとこの評価だけを見て。
上巻前半はAですよ。わたしは読んだ本にいつもこういうアルファベットで評価を書いていくのですがAは珍しいです。
私と同世代より下の方で読みたいけれど時間がないって人はその上巻の前半部分だけでも読むといいと思います。
美しい情景と楽しい天草弁など文学的表現できれいにまとめられております。
「だがそがんこつばいうたっですかぁ」とかびっくりした時の「あよー」には、じゃいとじゃいとってそんな風に言うわと楽しかったですよ。
真紀しゃんと周しゃんの物語ではあるが、青い海、牛深で、現代では忘れがちな昔ながらのお節介の繋がりが暖かく、父の、母の、妹の、友人の、網元の、和尚の、郵便局長の、近所の人達の、登場人物すべての人からの二人への愛情を描いた【牛深にとっての】藍より青く。僕は大好きだな。
おそらくご存知のみなさんもそういう気持ちなのでしょうね。
そして通天公園にあの石碑があったおかげで子供の頃から名前だけは知っている存在になり、僕に読ませこういう思いをさせてくれたことに感謝したいと思う。あの石碑は市が立てたのではなく地元建設会社が無償で立てたという話を聞いた。
当時から牛深のことを考えてる立派な方がいらっしゃったということですね。
第五景には通天公園からの海を描く予定でしたのでこの機会にこの大テーマを持って来ました。長文お付き合いありがとうございました。失礼致します。
はじめましての人ははじめまして!
前々回からの引き続きテーマで今回が最終回です。2回前の投稿から読んでいただかないと繋がりません。
第一回は→こちら
第二回は→こちら
前回までで「藍より青く」のあらすしが終わりましたので、実際どこの場所でのお話なのかを考察してみた。
(あくまで仮想です。その場所を想像して読んだらもっと面白いなという趣旨です。)
真紀が勤める郵便局は今の船津局だと思って間違いないと思う。
そこから真紀の家に行くには山道と港を通る道の二通りがある。
そして自宅は漁師の集落の背後の斜面に立地。その他文中にある道の説明などから予想したのをマップに入れます↓

真紀と周一が何度も待ち合わせしてた海を眺める椎の木場所は③のあたりから鯔山の方向に行ったどこかだと。
たぶんこの写真のとこだと思いますがこの写真がどこかはわたし行ったことがないのでわかりません。↓
そして港とは別に砂浜があるが、これは今は埋め立てされ無くなった後浜の⑥砂浜を想像した。最初の英雄と真紀を取次して会わせたり、月夜に待ち合わせしたここも大事な場所。
そしてロケハン時ここから見えた黒島を見て泳ぎ比べの浜島のストーリーを考えたのではないかと考えた。
後浜から見える昨年撮った黒島↓
でも浜島までの距離は4キロ余りと書いてあったので距離が違いすぎる。黒島でイメージして作者は後に牛深の地図を見て浜島を作ったのかもしれない↓

そう考えると周一たちが港から泳ぎだして、真紀と明が堤防の先に来て見守るシーンは⑤なのかなって想像した。
ここまで来ると自分でも、かもしれないが多すぎて断定はもうできません。ほんとにあくまでも想像して読む場合の時の当てはめる場所として書きました。
グラフNHKを4冊ほど取り寄せたことを書いたと思いますがその中に挿絵があった。こちらです↓
若干それは堤防じゃなくて桟橋ではないのかな?とか船の数が少なくてちょっと規模に違和感を感じますがそういうイメージでこの作品は作られたということでしょう。
先に出しても良かったのですけど、ちょっと無理があったかもしれませんがやっぱり牛深と絡めたいじゃないですか。ご理解ください。
*.♪。★*・゜・*♪*.♪。★*・゜*.♪。★*・゜・*♪*.♪。★*・゜*.♪。★*・゜・*♪*.♪。★*・゜*.♪
今回のブログはここからが本編かなw
上にも書いたようにグラフNHK藍より青く特集号4冊
これを読んでさらにわかった。
遠見浦というのが加世浦のことじゃないかと第一回に書いた。意見が別れる理由に思うのが、遠見浦という地名が牛深のことを言っていて特定の地区のことではないかもしれないということ。
まぁ、これは上巻の牛深でのストーリー内で「牛深、または牛深の遠見浦」というフレーズが一回も出てこないことが原因にあると思う。出てこないのは牛深=遠見浦だからじゃないの?って反論だろう。
しかし下巻の終盤の回想シーンで真紀と周太郎は行義の遺骨を持って里帰りをする。そのときに陸路を来るわけですが本渡から牛深へと書いてある。
上下巻通して牛深という文字があるのはこの一回だけである。このことを理由に牛深の特定の地区であることは確信していた。
右上のグラフNHKの真紀しゃんが戦時中なので名札をつけている。ここに住所が書いてあった。
熊本県天草郡濱崎町字遠見浦
wwwwwwwwwwwwwww
さっぱりわからなくなった。濱崎は連絡船が来るところの場所じゃないの!?現在の瀬崎は濱崎町字濱崎!?
TVで実際の地名を使うのを避けたのかなとかは思いますがそこは牛深町字遠見浦にして欲しかったですね。
わたしはわかりませんがおそらくTVの中では牛深というフレーズは一回も出て来なかったのではないでしょうか。
その他グラフNHK内では山田太一さんや真紀役の真木洋子さんのインタビューなども載っていた。
真紀が東京に行った後いろんな男性との恋愛があるってあらすじに書いたじゃないですか。あのストーリーほんとは最後に商社の社長さんと再婚する予定だったらしいです。真木洋子さん自身も演じてて再婚したかったと書いてありました。
ね、ほんとムキーってなりましたよ。そんなのこっちは読みたくないんですよーって。当時の人はこれを大絶賛してたのか?と疑問に思ったって書きましたでしょ。
載ってました。当時の人の声。
再婚させるなって投書がものすごく来てたみたいですwその力に負けて作者はシナリオを変えたそうだ、爆笑。
なんだ当時の人もわたしと同じ気持だったんだ。当時の方達とつながった気がしてほっとしました。
しかもさらに面白いことに周一が出征するときの投書には周一を戦死させるなっていう投書もものすごい量が来たらしい、笑。いやいや、わたしはそこまでは言いませんでしたよwwww
私よりも当時の人は純愛を求めて真紀と周一のお話を見たかったのですね。
本渡市出身の方の投稿も載ってました。島民の純情素朴な人柄が天草の真実を歪曲しないで伝えられていて素晴らしいという内容だった。あー映像が見たい。ほんとに見たいという気持ちになりました。
ということで最終的に
【藍より青く】評定させて頂きます。
上巻前半 A 評定(とても素晴らしい)
上巻後半 B (そこそこいい)
下巻前後半 D (義務感だけで読んだ)
総合評価 C (普通)
(第一回に書いたあとがきを含めればBになるかもだけど、本編だけ読んでそこまでの作者の意図汲み取れる読者がどれだけいるのだろうか)
すみませんこれでは否定的な印象を受けたかも知れません。でも伝えたいことはそういうことではないです。
ここからが最重要です。
最後に【牛深にとっての】藍より青く について書いて終わりにします。
あらすじ途中から雑になったなって思われたかもしれませんが違うのです。
牛深が出てくるのは上巻だけ、そして私が熱くまとめた部分は全体の1/4でしかないのです。圧倒的に牛深に関係しない部分の方が多い。
牛深に関係する部分のとこの評価だけを見て。
上巻前半はAですよ。わたしは読んだ本にいつもこういうアルファベットで評価を書いていくのですがAは珍しいです。
私と同世代より下の方で読みたいけれど時間がないって人はその上巻の前半部分だけでも読むといいと思います。
美しい情景と楽しい天草弁など文学的表現できれいにまとめられております。
「だがそがんこつばいうたっですかぁ」とかびっくりした時の「あよー」には、じゃいとじゃいとってそんな風に言うわと楽しかったですよ。
真紀しゃんと周しゃんの物語ではあるが、青い海、牛深で、現代では忘れがちな昔ながらのお節介の繋がりが暖かく、父の、母の、妹の、友人の、網元の、和尚の、郵便局長の、近所の人達の、登場人物すべての人からの二人への愛情を描いた【牛深にとっての】藍より青く。僕は大好きだな。
おそらくご存知のみなさんもそういう気持ちなのでしょうね。
そして通天公園にあの石碑があったおかげで子供の頃から名前だけは知っている存在になり、僕に読ませこういう思いをさせてくれたことに感謝したいと思う。あの石碑は市が立てたのではなく地元建設会社が無償で立てたという話を聞いた。
当時から牛深のことを考えてる立派な方がいらっしゃったということですね。
第五景には通天公園からの海を描く予定でしたのでこの機会にこの大テーマを持って来ました。長文お付き合いありがとうございました。失礼致します。