2018年06月01日

神社巡りの旅記録01

こんにちわ!
はじめましての人ははじめまして!

3月に行った神社巡りの旅の記録。

柚が就職する前の学生最後の休みに、先日結婚した後輩夫婦と一緒に高千穂、別府湯布院へ行ってきました。

今回の旅の目的はいわゆる日本神話の世界である『天孫降臨』です。

書物で読んだりすることはたくさんあったのに満を持して行く予定を立てれて嬉しかった。

まずは山都町にある幣立神宮へ
神社巡りの旅記録01


天照大神の伊勢神宮は日本人なら知らない人はいないでしょうけど、こちらはその天照様が御鎮まりになられたと言われているところ。
※以下含め所説あります。だたし記録の無い2000年以上前の出来事で何が間違ってて何が正解かは誰も判断できないので、現在あるものを信じるのみです。

御神木として1万5千年前から現存する大木があります。
なぜこちらに御鎮りになられたかというのは、九州の中心に位置し自然に恵まれ特に稲作文化の日本ということもあり、その水が絶えなかったからだと伝えられている。

代々天皇が即位された最初の年に行われる特に大事な祭祀、大嘗祭ではこちらで植えられ作られたお米が献上され使われる。
おそらく来年11/14・15にある大嘗祭でも献上されることでしょう。こちらも楽しみで仕方ないですね。

次に向かったのが宮崎県の高千穂宮です。
神社巡りの旅記録01
こちらは創建1800年ということで高千穂のお宮の総宮となっております。
あの源頼朝代参奉納の狛犬は国の重文にもなっております。そして何と言ってもこちらの山に天孫降臨したと言われておりその場所に建つ槵觸(くしふる)神社もこちらです。
御朱印。
神社巡りの旅記録01神社巡りの旅記録01

神様が降りてきてくださった場所に来た実感。

そして次に行ったのが、
神社巡りの旅記録01
そうです。天岩戸神社!日本神話の超有名なお話しの一つの場所。
神社巡りの旅記録01
スサノオと天照さまの姉弟ゲンカの末、天照さまは洞窟に籠られる。太陽の神天照様が籠られたのでこのとき日本中が真っ暗闇になったと言われている。一説には当時日食が起こったとか、阿蘇山が噴火して火山灰で空が覆われたため暗闇になったのを例えられたのだろうなど言われている。

実際そのお籠りになられた天岩屋戸の洞窟は見ることできますが、特に神聖な場所であるため直接見る前にお祓いをしてもらい神職さまと一緒に対岸の拝殿へ向かい参拝します。こちらは撮影不可のため写真はありません。

天照さまに出てきてもらうため、そのほかの神様たちは話し合いを行いいろんな案を考えます。
まず大きな鏡を作りました。(←鏡がご神体になったのはこれから)
次にアメノウズメノミコトが胸をはだけて踊りだす。(古事記が日本最古のエロと言われるゆえん)
それを見ている神様たちが大盛りで騒ぎ、外が騒がしいと気になる天照さま。少し塞いでいた岩をずらし外の神々に何事かと尋ねる。
天照さまよりも高貴な神様がおいでになってみんなで盛り上がっているところですと騙し、鏡を差し出す。そこには煌びやかに光る女性が映っていた。

鏡なのでそこに映っている女性はもちろん天照さまですが、そうとは気付かずもっと近くで見ようと少し身を出したところを神々に引っ張られ、その隙に縄でその洞窟に結界を張り中へ隠れられないようにしました。(この縄が現在の注連縄しめなわ)

これにてまた明るい太陽の照らす日本になりました。めでたしめでたし。

いやぁ、良かったですねぇ。暗黒の世界なんて嫌。
御朱印。
神社巡りの旅記録01

ということでアメノウズメが踊ったことが由来の神楽。その神楽殿がこちら。
神社巡りの旅記録01
ご神体の鏡が眩しい事。

そして神様たちが話し合いをした場所。天安河原宮。
神社巡りの旅記録01
神社巡りの旅記録01
もちろん皇室の方々も多数参拝にお出ましされております。
平成22年には秋篠宮さまとご一緒に佳子殿下まで。嬉。
いたるところ神々しくて、穢れが落ちていくのを実感した旅でございました。
柚と一緒に行けたのがほんとに良かったな。

その後宮崎や別府湯布院を観光しましたが、上記神話の世界を回るだけなら熊本市内から日帰りできる距離です。
日本人のルーツとして一度おすすめいたします。









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Posted by hirok○ at 22:06│Comments(1)神道
この記事へのコメント
天岩戸神社には、二回ほど行きましたが
対岸に渡れるとは知りませんでした。
Posted by 原田鈑金塗装原田鈑金塗装 at 2018年06月04日 09:23
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