2015年08月25日

ぼくらの自衛権戦争その3

こんにちは!
はじめましての人ははじめまして!

台風被害は大丈夫だったでしょうか?熊本は結構被害がでておりますね。わたしも住んでいるマンションが揺れてとても寝れる状況ではありませんでした。信号が違う方向いていたり、瓦なんかは随分飛ばされていました。怖かったですね。

連日楽しみにしていた牛深の漁業の変遷記事は本日終了しました。衰退した町の活路をその中でも少なからず元気のある雑節に見出したという記者さんの意見なのだろう。とてもいい文章でまとめられた牛深に感動いたしました。故郷牛深の現状を熊本全体にこれだけ伝えてくれた事をとても嬉しく思います。前回より重ねてありがとうございました。

そして牛高郷芸部おめでとう。誇れる地元の子供たち自信を持って全国へ行ってきて、応援してます。


絵で見る~の方は印刷の関係でまだ私にも届いておりません。出荷までもうしばらくお待ち下さい。
北海道、東北、関東、長崎と全国各地から多数のお申し込みを頂いております。ありがとうございます。それだけここを見てくれている人たちがいるということなので熊本の現状を熊日を読めない方達にも伝える意味も考えてブログを書いております。

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後半は誇れない熊本の人たちのお話。
集団的自衛権のお話の続き物その3。その2はこちら→その2

今日の記事には「若者に続け」団体続出の見出しで若者デモグループSEALs(シールズ)にあやかりOLDs(オールズ)という高齢世代、中年世代はMIDDLEs(ミドルズ)を設立したという事が書かれていた。

記事内
「この法案が成立したら集団的自衛権の名のもとに自衛隊がどの地域にも派遣され、武力行使できる。明らかに憲法に違反している。」

どの地域にも派遣され~部分は前回論破済。憲法違反している部分も前回他の方の投稿記事で論破済。

なんども書きますが、この理解度で反対している。

現状の最前線の自衛隊は、武力と一言で書いてあるが、今の憲法解釈では医療でも助けることが出来なかったりして困ってる。この集団的自衛権が足かせとなり、ぎりぎり自衛隊の命は防げるが他国軍を助けることが容易ではない。なのにアメリカには日米安保で日本人の代わりに命をかけて守ってくれって頼んでいる。この現状をまず認識する必要がある。

若者デモグループSEALsについてもご紹介しておきます。
熊本でも同じ。ラップとかで反対デモを行っている。この見本とされているSEALsのデモは動画でたくさん上がってますので見られたことない人は一度見てみることをおすすめする。結果は言わなくても正常な判断が出来る方にはそれで十分伝わると思います。

前半演説?部分も聞いてみると思慮の浅さがわかるが、ラップ調というのは丁度8分ぐらいからなのでそこを御覧ください。
まとめサイトで申し訳ないが、こちら
しかもSEALs公式によるスピーチ捏造を行っていた。それに安保と原発関係ないのにこの主張。


この団体を見習って熊本でもデモが頻繁に行われている。
熊本デモの主宰者の一人も少し前に熊日さんの記事になっていた。

個人攻撃をするつもりはないので記事では公開されていますが名前などは伏せます。デモ参加の若者はすべてこういう考えで参加している。

デモに参加して「純粋に楽しかった」
ん?デモに楽しさを求めてる?はてなでいっぱいだ。一部では出会いの場となっている様相もある。

このまま活動範囲が広がれば人が人を殺し、殺されかねない→これ法案関係なく他国から侵略されたら同じこと起こりますよ。
うーん。

前回も書いたが南沙諸島や日本との境界の石油掘削施設のこと知らないのかな?これがやばいんだけどな。話し合いを反故にして一方的にやられてるんだけど・・・

反対してる方達に質問したい。
仮に日本本土が他国に攻めて来られたらどうするつもりなの?
戦わないで領土明け渡すの?議論突き詰めるとここなんですよね。同じ平和を願っているのに意見が対立するのはここを考えないから。先の大戦で命を失った方々が引き換えに残してくれたのは実は平和ではない。2675年続いている最長国日本という国家を残してくれたのだ。だからその日本を残すために平和を維持しないといけない。国に守られ国の制度の中で日々安全を担保され生活をしているこれが考える当たり前の避けられない順番なのだ。

熊本デモのTwitter合言葉は「さしより廃案、とりあえず廃案、とりま廃案」だそうだ。
内容なんか知らなくていいからとりあえず反対しようぜと若者を集めている。逆を言えば内容知ったら反対しなくなるからという裏返し。

集団的自衛権につては今回で最後にしようと思う。大企業が就職試験のときにその名前を検索しその人がデモに参加してたら不採用にするということが現実起こっている話を聞く。どれだけおかしなことをやっているのかこれが答えだろう。

提案としては、マスコミが集団的自衛権と叫ぶより「限定的集団的自衛権」と一つの言葉にして説明すれば少しは国民に伝わるんじゃないかな?どこまでも自衛隊が行くわけじゃないよって事。

デモラップで「民主主義ってなんだ?!」「なんだ?!」というところがある。今あなた達が見ているものがそうなんですけど。国民が選んだ政治家が国の方針を決めることが民主主義。今の政治が絶対王政とでも言ってるのかな?

「(安保法案)廃案!」「廃案!」と連呼してるところではいつの間にか「ハイヤ!」「ハイヤ!」って聞こえる私はだいぶ牛深に染まっている、笑。という落ちで終わります。ハハハ・・・

  


Posted by hirok○ at 22:07Comments(0)休題、その他なんでも

2015年08月24日

ぼくらの自衛権戦争その2

こんにちは!
はじめましての人ははじめまして!

連日楽しみにしている牛深の漁業の変遷記事は掲載されていますが、今日は先日書いた集団的自衛権のお話のその2。その1はこちら→ぼくらの自衛権戦争

今日の熊日の読者投稿欄にやっと、認識を完全に同じくする方の投稿があってホッとしました。

その前に、その右にある若者コーナーのこの記事を読んでいただきたい。個人攻撃はするつもりはないので名前は消しておきます。この14才中学生の投稿が典型的な今安保法制に反対する若者の例です。

この中学生だけが悪いわけじゃない、反対デモに参加している20代の若者も言ってることは同じ。ここで思考が止まっている。
こういう若者にきちんと今安保法制を教えてあげられる大人はどれだけいるのでしょうか?
同じく反対してる大人が多いことから、おそらく多くの大人たちが説明出来ないのでしょう。説明できないどころか、これだけ考えていてエライねとでも言っているんだと思う。こういうことを言う子供を学校教育は褒めるから正しいと思って勘違いしてしまう。もちろんとっかかりの考えとしては、何も考えない子供よりはいいのだけれど、そこで終わっては絶対ダメ。

もし自分のお子さんがこういうようなことを言っていたらしっかり説明してあげて欲しい。今回上載記事から要点を書き出しますので、じっくり読んでもらえたらわかって頂けると思います。

・記事「僕は日本に住んでいる。~続くのだろうか」部分

日本は今戦争をしていないのはなぜか?っていう疑問を持つと、必ず先の大戦を学ばなければいけなくなる。そして今日の平和はなぜ保たれているのかを考えないといけなくなる。

・記事「世界を見てみると、~集団的自衛権は自分の国を守る行為と話しているが、はたしてそうだろうか」

世界を見るといろんな国があり、現在戦争している国ももちろんある。事実そういうところで、戦争をやめさせるためにはどうするのがいいか?選択肢は2つしかない。
一つはどちらかが戦争で勝つ。
もう一つが話し合いで解決。←これが理想。

その話し合いで必要なもの。それが軍事力。経済力も効果があるときもないとは言いませんが。結局後ろ盾に軍事力がないと発言しても聞く耳を持たれない。

残念ながらこの軍事力が世界の均衡を保っている。もう少し詳しく書くと、その先に軍事力の中の最高兵器の核がある。これがよく言う核の抑止力だ。

日本が現在自国を単独で守ることは不可能に近い。日本に自衛権がないときに竹島や北方四島を占領され現在まで続いていることが何よりの証拠。だから中国が近年主張してきている尖閣諸島に対して、日本はアメリカに日米安保の適用範囲内だと何回も言ってもらっている。←はいここ。日米安保がないと単独では尖閣も守れない。

尖閣を中国はほんとに狙ってるの?デモ参加者はそんなのありえないじゃんって言う。
それは現在進行形の南沙諸島を見ればすぐわかります。もう今や完全に中国の軍事施設まで出来て領土と化している。中国は尖閣どころか沖縄まで狙ってますよ。

中国の一方的に肥大化する軍事力に、日本はどのように対応していこうと考えた結果。志を同じくする国同士外交により絆を深めてより抑止力を強めよう。これが集団的自衛権、自分の国を守る行為なのだ。

ここで、おそらくみなさんが危惧していることが次のところだと思う。
・「これによって米国の戦争に巻き込まれることはないだろうか?」

湾岸戦争やイラク戦争のようなアメリカが勝手に起こした戦争に日本も連れて行かれるのでは?と誤解してる方が多くてデモに参加しているようだ。

ここはっきり書きますよ。
新日米合意の中ではっきり文章化してあります。

「日本に関係ないアメリカの戦争には絶対参加しません」

日本が一方的に言っているだけじゃなくてアメリカもこれを承認している。
これをもっと詳しくしたもの。これが新三要件

ちょっと長いので要約します。
1,日本に対して武力攻撃が発生したとき。または、日本と密接な関係国に対して武力攻撃が発生し、これにより日本の存立が脅かされ日本国民の命や自由が奪われる明白な危険があるとき。

2,武力以外に日本の存立を全うし国民を守るために他に手段がないとき。外交を主としてあくまでもどうしようもないとき。

3,武力を使う場合必要最小限の行使にとどまること。  以上。


これら3つすべて満たさないと集団的自衛権は使うことが出来ない。よく考えて。
イラク戦争とか日本存亡の危機とか関係ないから。その想定されてる状態ってもう平時じゃない。国がなくなるかもしれないときに集団的自衛権になるからダメとか言ってる場合じゃない。

この新三要件を満たしていてももちろん派遣には国会承認が必要なので自衛隊が勝手に参加することはありえません。これで日本が戦争に参加することはかなりのハードルがあることはお分かり頂けたと思う。

・記事「戦争をすることは憲法に反していると思う」
これについては、冒頭に書いた、認識を同じくする方の投稿を載せることでその説明にかえさせていただきます。


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完全同意
憲法9条があることで70年間日本が平和の状態を維持できたと考える人は幸せである。←丁寧ですごい皮肉。笑えるほど気持ちいい。投稿して頂いてありがとうございます。

  


Posted by hirok○ at 04:15Comments(0)休題、その他なんでも

2015年08月21日

南風吹く港を描く

最近の熊日さんに連日牛深の特集記事が載っている。



「南風(はえ)吹く港から」この題名も好き。

歴史を丹念に聞き取られ纏めてある。物語的。
今朝はハイヤだったですね。

全何話なんでしょう?
ここに登場する中のお一人にお話をお聞きして書き始めたのがこの牛深八景の書籍化された部分。

新聞記者さんが書くとこういう風に伝えてくれるんだって読んでて嬉しく思っています。
書かれた支局長さんは牛深出身の方ではないのにこれだけ調べられて大変ご苦労されたとお察しいたします。
それだけ牛深のことを思ってくださっているんだなっていつも牛深の記事を読んで思っております。

いつもありがとうございます。

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こんにちは!
はじめましての人ははじめまして!

記事内
「加世浦・真浦の岸壁はびっしり埋まって壮観だった」

僕が持っている写真資料の中から一枚出しますね。


対面船津側。加世浦・真浦の写真が無かった。加世浦の岸壁からこんな大型船がずらっと並んでいた。
今の牛深っこたちは想像もつかないでしょうね。

比較のため。現在の同方面。ほんとに船がない・・・


そして赤で囲んだ現在Aコープの場所に江戸時代御番所があった!
ということで、発売間近!

牛深の漁業の原点、ハイヤも江戸時代に生まれました!
「絵で見る江戸時代の牛深」

詳細は↓クリック







  
タグ :牛深御番所


Posted by hirok○ at 10:57Comments(0)牛深八景牛深御番所

2015年08月21日

ぼくらの自衛権戦争

こんにちは!
はじめましての人ははじめまして!

正直、近頃の熊日さんの読者投稿欄には辟易している。9割型解釈改憲反対の意見ばかり。たまに見る賛成派も認識が僕とは、ずれててもやもやする。

こういう雰囲気で反論投稿してもただの口ゲンカにしかならないのは目に見えている。そういう方に対して450文字の短文で納得してもらうのは難しいからだ。

短く言えって言われたらしっかりとした歴史を学んでってしか言えないな。解釈改憲も憲法改正も日本が戦争しないためなんだけど。

今朝のなんか、永世中立国のスイスは集団的自衛権を行使しないで国を守ってるから日本もそんなものいらないと言わんばかり。スイスはスイス国民自身で自分たちで守ると決意してます。そのため徴兵制を国民自ら選んで敷いている。数年前、徴兵制をやめようという国民投票まで行ったが結果反対多数で徴兵制続行されている。

そういう意識のスイス国民と日本国民を並べられる訳ない。スイスが徴兵制を行っていることを知らないのか、もしくは知ってるのに、そこを隠して自分の意見に賛同者を得るように印象操作してるんだろう。

そもそもどこの国も、憲法には自分たちの国は自分たちで守るって明記してある。そうしないと国自体が無くなってしまうからだ。日本国憲法に書いてないからこういう誤解を生んでるんだろう。しかし書いてないから自衛権を持ってないということではない・・・という見解が今までの日本。反対の人達現状のここも突っ込まないの?自衛隊は軍だろ違憲だろって。

自衛隊いなくなったら困るのわかってるからここには突っ込まない。全く筋が通ってない。
グローバルスタンダードで言うなら自衛権に個別的も集団的もない。日本だけおかしなことになっている。

自衛隊のイラク派遣時の自民党ひげの隊長さんの有名なお話。
運河沿いの窪地に、ジープが腹を見せてひっくり返っている。その近くには、英国の技術者が頭から血を流し横たわり、その傍らには英国軍人の下士官が怪我をした様子でうずくまっていた。

自衛隊はその様子を見てるだけで何もしなかった。その怪我が事故か戦闘被害かがわからなかったから。
事故なら助けられる。戦闘だったら集団的自衛権の行使。最前線の自衛隊はこんなことで目の前の仲間を助けられない。このお話はそうこうしている間にオランダ軍が来て助け、そしてオランダ軍になんで自衛隊は助けないんだって怒られたっていう恥ずかしい結末だ。集団的自衛権反対?する意味ある?

9条のおかげで自衛隊も一人も亡くなっていない。とかも反対派は言う。これもダウト。機雷処理で惜しくも殉職されてる方はいらっしゃいます。9条があるから平和だったというわけではない。自衛隊と日米安保が日本の平和を守ってるってなんでわからないのかな?不思議でしょうがない。

熊本は残念ながら安保法制反対デモが起こる。参加者に若者が多い。
若者はなにか楽しいイベントだと思って行っているようだ。自国へ興味を持つ事は大事。だからもっと自分の国のことを学ばないと少しかじっただけでは間違った方向へ行ってしまう。

ここまで書いたけど、こんなの書く予定じゃなかったんです。熊日さんの別記事のことで書くつもりがこんな勢いにwなってしまいました。ほんと投稿者に日本が戦争で犯した罪って何ですか?って聞きたいです。ほんとにわかってるのかな?読者投稿の全文反論できたけどだいぶ予定からそれてしまったのでこの辺りでやめておきます。全然書き足りないけど若い方達へ伝えたくて。

最後に最新ネット世論調査の結果を貼っておきます。
問は「安倍談話は今後の日本外交にとって良いと思いますか、悪いと思いますか。」

10代20代は極端に低い。これはマスコミと学校教育が原因でしょうね。テレビもあれだけ謝罪が足りないと報道すれば流されやすい若者はそれが正しいと思ってしまう。
そもそもこの質問もおかしいだろ。聞くなら日本国益にとって良かったか悪かったかとかでしょ。外国の顔見ての質問だったら悪いって思う人増えるの当たり前。


  


Posted by hirok○ at 10:00Comments(0)休題、その他なんでも

2015年08月15日

日本から謝罪が消える日が来る・・・

こんにちは!
はじめましての人ははじめまして!

戦後70年を迎え、安部首相が談話を発表されましたね、少なからずみなさんご覧になられたでしょう。

事前漏れしていた状況では『お詫び』を入れることがわかっていたので、少し残念な気持ちで会見を待った。後にそれは僕の早とちりだった事がわかる。

テレビは民放全局を付け、音声はCMなどカットされると全文聞けないでネット生放送から、さらに実況ちゃんねるを付けて視聴する体制で臨んだw

さすがTBS(皮肉)。

ひゃー(*_*)
何このチェックシートwww

しかも、言葉は出てきたけど希望する意味として使われていないから△だってwww
バラエティ感覚ですね。後、

TBS記者『触れはしたが、主語をあいまいにして自分の思いを押し通したのでは』とのコメント。

安倍さん上手く立ち回りましたね。
会見の放送時間のまとめです。民放はどうしてもCMいれないといけないので途切れるのはしょうがない。
どこまで放送するかをチェックしていました。

NHKとネット生放送はもちろん途切れること無く最後まで。この部分ネット報道というのはカットが一切ないので真実が伝わるから存在価値がある。
KKTは25分まで(談話全文、質問応答部分は放送なし)。
KABとTKUはほぼ同時22分まで(談話最後部分カット)。
RKK(TBS)は15分で一度熊本のスタジオへ移し、途切れ途切れで20分まで(それでも途中)。その後首相談話放送しなくて熊本のニュース流してたwww終わってからやればいいのに。談話興味ない人釣る作戦www

笑えるけど笑っちゃいけないほんとの話。


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ということで、安倍談話取り急ぎ分析したいんですけど、あくまでも取り急ぎですけど前半とは違い真面目にやります。


全文はいろんなところで貼られてると思います。
いち早くマスコミの良心産経が開始3分で公開してました。リンク
会見見てない人はどうぞ。

会見の第一印象、安部首相全文原稿見ないで暗記してたことが凄い。

序文『私達は歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます。』
そうなんすよ、このブログもそういう意味で始まっています。

そして談話は日本が歩んだ戦争の歴史を振り返り、途中駆け足で説明不足なところもありますが、すべて歴史認識は私も同じだった。

敵味方関係なく先の大戦で犠牲になられた方々への哀悼の言葉。国内外犠牲者一人ひとり家族に対する言葉。それだけの尊い命の犠牲の上に現在の平和がありそれこそが、戦後日本の原点だと。

完全同意。異論の余地が全くない。

次に出ます。
『事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。』

ここで侵略という言葉が出てくる。これ憲法9条第1項の内容ですね。ほら、安倍さんも戦争したくないどころかしませんって言ってるじゃない。安保法案反対してる若者『戦争したくなくて震える』って言って自己陶酔してる場合じゃないよ。みんなしたくなく同じこと言ってるんだから。

ちなみに憲法改正したいと言っているところは9条第1項はそのままで2項の部分を、抑止力を強めるため、自衛のための軍は放棄しない(ちなみにこれは現状でも自衛権は認められていて攻めて来られたら日米安保と自衛隊で自衛戦争起こります)ってはっきり言いたいだけ。デモ参加者の若者、ここ大事。今国会の安保法制関係なくこの場合自衛戦争は起こるんすよ。だからその戦争さえ起こさないための抑止力強化が今回の解釈改憲なんだよ。

談話に戻ります。
戦争で苦痛を与えた国々の寛容の心でもって日本は、戦後、国際社会に復帰することができたことへの感謝。

そして今回の談話の最重要部分。
『日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。』

少しだけ何ら関わりのないっていう所がひっかかりますが、その文意を談話後の記者の質問で前後の文章を使って明確にしてくれた。


NHK以外のTVでは放送無かったので見てない人も多いでしょうし書き起こします。
質問者はここでもマスコミの良心、産経の阿比留氏。

一見マスコミが安倍さんにきつい突っ込んだ質問をしているかのように見せて、安倍さんをアシストするという高等テクニック。これをネットでは『擁護攻撃』と呼ぶ。相反する言葉で造語が生まれるのは面白い。


質問内容
『今回の談話には「未来の子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」とある一方で、「世代を超えて過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません」と書かれています。ドイツのワイツゼッカー大統領の有名な演説の「歴史から目をそらさないという一方で、みずからが手を下してはいない行為について、みずからの罪を告白することはできない」と述べたのに通じるものがあると思うのですが、総理の考えをお聞かせください。』

それに対する答え(一部省略)。
『あの戦争には、何ら関わりのない、私たちの子や孫、その先の世代、未来の子どもたちが、謝罪を続けなければいけないような状況そうした宿命を背負わせてはならない。これは、今を生きる私たちの世代の責任であると考えました。
しかし、それでも、なお、私たち日本人は世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければならないと考えます。まずは、何よりも、あの戦争のあと、敵であった日本に善意や支援の手を差し伸べ、国際社会に導いてくれた国々、その寛容な心に対して、感謝すべきであり、その感謝の気持ちは、世代を超えて忘れてはならないと考えています。同時に過去を反省すべきであります。歴史の教訓を、深く胸に刻み、よりよい未来を切り開いていく、アジア、そして、世界の平和と繁栄に力を尽くす、その大きな責任があると思っています。』

この部分日本が模範とする考え方はこれに尽きるな。


個人的にはここはどうだろうって気になるところもないって言ったら嘘になるけど、慰安婦の事を言ってる所があって、慰安婦という言葉を使わないで表現はしてたがそこいらなかったなって思う。だけど慰安婦で女性の人権が傷つけられた→現在の社会で女性の人権が傷つけることのない世紀とするためと繋げたのは正直うまいと思った。

そこから女性幹部社員や社会進出に力を入れている安倍政権の女性地位向上運動を入れてくる辺り左への配慮も見えた。

最後に『「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。』
と締めくくっている。

積極的平和主義(=集団的自衛権の行使)に結びつけて終わる辺りも安保法案への完璧なライン。
右にも左にも配慮したバランス保つ深く練られた談話だと思った。日本の頭脳が集まるとこんな凄い文章ができるんですね。
美しい国日本。美しい談話安倍談話で間違いないでしょう。

私達も過去の歴史を知り、知ると自然と感謝の気持ちが芽生え、そして後世にそれを伝えないといけない。
二度と戦争しないことが日本人のつとめであり、先の大戦の謝罪の繰り返しは現在を生きる私達の代で終わらせなければならない。これが使命だ。









  
タグ :安倍談話


Posted by hirok○ at 02:07Comments(1)休題、その他なんでも

2015年08月12日

お子さんと読んで欲しい『江戸時代の牛深』

リアルハイヤコちゃんプロジェクト!


ということで、『絵で見る~』のポスター青空ver.
モデルさんがかわいい☆彡夕暮れver.は御番所ブログに掲載。
高画質はこちらからダウンロード
気に入っていただけたら印刷して貼って宣伝協力してくださいな。

郷土史を知ることが郷土愛を育む一番の基礎ですので、特に若い方々に読んで欲しいのです。
それが将来の牛深の発展に寄与すると考えるから、大人の方々応援してください。よろしくお願いいたいます。

夕暮れver.そしてお申込み受付はこちらに掲載


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こんにちは!
はじめましての人ははじめまして!
先日軍艦長良の慰霊祭がありましたね。

もちろんいつかその長良のお話はこの牛深八景の方で歴史まとめする予定です。おつるさんのお話なんかも含めて準備は以前から少しずつしているところであります。



もちろん熊日さんでも紙面で拝見できましたが、こちらは西日本新聞のネット記事から転載。

恭花さんの書はほんと美しいですね。『絵で見る~』の題字を書いて頂いた高校生です。
わたしの本にもさらに伯をつけてもらって嬉しい。

そして登場!


ハイヤコちゃんグッズも種類が豊富になってきました。実際お会いしたときに言っていただけたら、そのとき持っていたらプレゼントしますね!牛深で見かけたら声掛けてくださいw
  


2015年08月09日

新たな光に会いに行こう!

こんにちは!
はじめましての人ははじめまして!

今回は新企画です。いつもとはブログの雰囲気が違うと思いますがアニメ好きな人とかいらっしゃいましたら読んでくださいね!

普段絵を描く作業しながら音楽聞いたり、最新のアニメも知っておかないといけないなと後学のためにアニメを流しながら描いています。

それでも最近は放映されているアニメが多く全部を見ることは到底出来ませんので、自分が好きそうなアニメをとりあえず流しています。その中でもアイドルモノと呼ばれるのは真面目にカワイイを研究するため、一応目を通していて今回は「アイドルマスターシンデレラガールズ」(通称デレマス)のお話を取り上げたいと思います。

元々は「アイドルマスター」というアニメがあって、その世界観を携帯ゲームに移して人気を集めているシンデレラガールズのアニメ化であります。今流行りのソシャゲということでいやらしい話これがとても儲かっているようでw、他のアニメとは違いこのアニメには相当の予算が掛けられているのが見ていてわかります。

ちなみに熊本出身設定の女の子もいますよ。

このコです。熊本弁(w)独特で面白いですよ。このポスター見てもわかるようにデザインが洗練されていて、サインの位置まで初めから計算に入れてるのはデザイン屋から見てわかります。非の打ち所がない。

それでは私が分かる範囲で、最新話2期第四話の考察を書いていきます。画像が多いので重い人は申し訳ございません。あとネタバレしてますので見たくない人もブラウザバックでお願いします。


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このポスターになっているアイドルが今話のメインの一人、城ヶ崎美嘉。


さらなる飛躍を求めてひたむきにダンスレッスンに励んでいますが、営業利益主義のプロダクション常務が方針転換をし会社が売りだしたい方向へのキャラ変更を本人の意志とは関係なく行われます。


それを告げられ不安な表情で戸惑う美嘉(今話の解決すべき問題1)。


これだけやった練習量が無駄になるということを意味するトレーニングシューズを描く演出。

そしてオープニングに入ります。

新たなひ~か~り~に会いに~いこ~う!♪
毎回アイマスの曲はとても良く、もちろんこのアニメのためだけに作られるので歌詞はもちろんメロディも登場女の子達に重なり僕の琴線に触れます。シンデレラということで演出では12時の時計の針(特に分針)を象徴的に使って表現されています。OPのこの絵ではわざと時間が見えない表示になっていて、おそらく12時になったら彼女たちは一人前のシンデレラになる、もしくは12時が目標位置として随所に物語内では表現されています。

そしてどのアニメでもOPとEDでは作り手たちの名前のテロップが表示されると思いますが、このテロップの配置が神がかっています。

このシーンなんか、先頭文字配置が斜めになっていて、なんで?って思っているとその後、

他の女の子の手が出てきてここでこの一枚の絵が完成。テロップすらも絵に組み込むこだわりよう。一コマ一コマデザイン分析できるぐらい配置や出すタイミングは計算されています。美しくないわけがない。

そしてここのステップです。

このステップをこれだけ描いてるのがすごい好き。全般通してこういう踊りも、クオリティ低い普通のアニメではみんな同じ動きになってロボットが踊っているみたいに見えるのですが、ホントの人が踊っているように一人ひとり踊り方にも癖があり、微妙に遅れてたり早かったり完全に揃っていない描画も手が込んでいます。

OP最後は、もちろんこちら。

もともとアイマスというアニメはシルエットだけで誰かキャラが分かるということを大前提にキャラ作りが行われていました。アイマスの代名詞と言える一コマですね。
( ゚д゚)ハッ!OPまででこんなに書いちゃったw全部書けないな、駆け足で行きます。


右がそのワンマン常務。物語を通して立ち位置が右に描かれる人はその空間の中で偉いというか、主導権を握っている人だったり、キーパーソンだったりしています。


アイドルの子たちの事を考えいろんな所を駈けずり回り仕事を探すプロデューサー。
もちろん立ち位置は左が仕事をもらう側プロデューサーで右が与える側TV局の人で描かれている。


ここでもプロデューサーの頑張りをすり減らした靴底で表現。

そして取ってきた新番組のお仕事。



女の子たちの前ではこのプロデューサーはもちろん右に配置される。
このプロデューサーが担当するアイドル達の中で3人が抜擢されTV出演になった。


その選抜された中の一人、赤城みりあ(左)がお母さんにその嬉しさを伝えようとするが産まれたばかりの妹が泣いたため話を聞いてもらえずもやもやしだす。(今話の解決すべき問題2)


選抜された中のもう一人、赤城莉嘉(問題1の美嘉の妹)はクラスでTVに出ることを自慢するが男子にガキっぽいとバカにされる。

大人っぽくするのに憧れるお年ごろの女の子にとってはそれはとても大事なことで、TVでセクシー派ギャルだっていうところ見せてあげると大見得を切る。(今話の解決すべき問題3)

もちろんそんなにうまく話は進まない。
次の日TVのリハに訪れた莉嘉はその日着る衣装を見てこの表情(左)。


それはセクシーな大人とは正反対にあるこんな衣装だった。戸惑う莉嘉(一番右)。この日莉嘉は思うように自分を表現出来なかった。



リハ後のこのカットは、見ている人を莉嘉に投影させ、自身の目線で立ち止まり地面(現実)を見ているということでその不安を強く表現している。

一方、問題2のみりあはTVリハ上手くいったことをお母さんに伝えようとするが、また妹がぐずりだした。
ミリアは後回しになる。聞いてもらえなくてさみしいけど、どうにもならないのはわかっている。



問題1の美嘉(姉)はギャル系路線から外れ大人カッコイイ路線へと変わっていた。


自分のポスターの前で立ち止まり物思いに耽る。でもこれしか無いんだと自分に思い込ませる。


そして駅の階段を昇る。このシーンは通常右(進むべき道)に物語は進む表現がされているのに対し、左(逆方向)に進み、しかも階段を上がっている。違うとは思いつつ仕方ない進むしか無いと美嘉が思っている表現なのだろう。

大人っぽい衣装じゃないことを悩む莉嘉(妹)。

そこへ姉(美嘉)が帰ってきて、妹は励ましてくれるアドバイスが欲しくて衣装の事を話す。


好きな服着たいだけならアイドルじゃなくてもできる、遊び半分では真面目にやっているコに迷惑だと、自分は我慢してやってる事へのいらだちを妹に八つ当たり気味に言う。

後ろ姿でドアを閉めることで断絶して距離をとる演出。

次の日、言い過ぎたなぁって反省してる姉。窓の外に問題2のみりあが元気なくベンチに座っているのが見えた。
隣に座り、妹への罪悪感も重なってからか話を聞いてあげようとする美嘉。2人で気晴らしに出かけることにした。

莉嘉は事務所に行くと仲間が悩みを聞いてくれた。


何を着たって自分は自分。という励ましの言葉に元気を取り戻す莉嘉。光を取り戻す。



みりあと美嘉はカラオケやショッピングで憂さ晴らし。夕暮れも近くなり公演のベンチに座る。ここらへんのBGMの入りがいい。だいぶ年下のみりあが右側に座るという慣例を破る演出。


みりあは語りだす。「わたしは今おねえちゃんなの」妹が生まれてお母さんは世話で大変で妹が泣き出すとそっちばっかりになっちゃって・・・

美嘉も姉なのでその気持がわかる。莉嘉が生まれて直ぐの頃はお母さんに美嘉は後でって話をきいてもらえなかった話をしてあげる。みりあはそのさびしい気持ちを理解してくれる人がいて救われる。


おねえちゃん同士辛いことがあったら話聞いてあげるという美嘉。
するとみりあは「じゃあ美嘉ちゃんも辛いことがあったら絶対私に言ってね」という。

まさか下のコにそんなことを言われるなんて思ってもいなく、「私は辛いことなんてなんにも・・・」

二人を画面から外す。優しい風が吹く。

美嘉の手には水滴が落ちる。


おどろくみりあ。


あれ?なんで涙が・・・


ここでBGMサビ。「おねえちゃんだって泣きたいときあるよね」
右側にみりあを座らせたのはこのシーンを描きたかったから。
ここ泣ける。


そして電灯が点くということで二人の心の晴れを表現。

次の日(ここからの余韻も気持ちいい)

朝ごはんをつくるみりあの母とみりあ。また妹が泣きだした。
「こっちはいいからお母さんは妹の方へ行って」と成長を見せるみりあ。お母さん「みりあもすっかり頼もしいおねえちゃんね」。

TV撮影本番。
園児服に似つかわしくないギャルポーズを取る莉嘉。


「だってわたしはわたしだしぃ隠れたオシャレもわすれませーん」

この撮影を見に来ていた姉美嘉。「わたしはわたし・・・」姉も気付いた。



ここで時計の針が一つ進む。女の子達がまた一つ成長したことを表してEDに入る。

美嘉のお仕事シーン。

大人らしいイメージに反するポーズを取り周りのスタッフを驚かせるがカメラマンは「いいんじゃない悪くない」乗り気である。



この間に本来なら、莉嘉が学校で男子たちに『あんな衣装着てたけどカッコ良かったよ』的なセリフと『えっへん!』みたいなコマがセオリーとしてはあってもおかしくないのだけれど、それは時間の都合上カットということだろう。
そして最後の物語回収。実際壁面広告になったのを姉妹で見に行く。



ここで見たかった全体像を見せて今話終了。

もちろんエンディングテロップも「アイドルは顔が大事」という事で絶対テレビの中でも壁に貼ってある背景ポスターさえにも女の子の顔には文字がかぶりません。

この辺りのタイミングと配置にはほれぼれします。

と最後まで書きましたが、私はアイマスにわかです。詳しくありません。作業中に見てたらこんないいアニメがあったって感じでご紹介しました。感想としては、普通一話で一人の悩み解決でしょ?一気に3人も解決させたよwってストーリーにもびっくりしましたが演出が綺麗で見入ってしまいました。他にもたくさん隠し演出があるそうですのでそれはそれぞれの方が見て楽しんでくださいm(__)m  


Posted by hirok○ at 20:19Comments(0)天草アニ研

2015年08月05日

母なる国体を思わせる玉音放送

こんにちは!
はじめましての人ははじめまして!

早いものでもう8月になってしまった。今年もこの時期になりました。

日曜日の「そこまで言って委員会」をさきほど視聴しました。大東亜戦争特集だった。

ほんとあの番組は現時点でわかっている史実をきちんと放送してくれてて気持ちいい。

僕の同世代や下の若者はちゃんと見てるのだろうか。学校では教えないほんとの日本史がそこにある。しっかり自分の国のことを学んで欲しいと思う。

今年その終戦の玉音放送のそのままの音を公開するとニュースを目にした。なんでも今まで聞いていたあの放送は実際のものよりも再生スピードが違ったそうだ。ほんとの昭和天皇の肉声とは違うそうだ。それなら改めて聞く必要があるなと思った。

それにあわせて宮内庁が、御聖断された当時の場所の現在写真を公開した。8/1のくまにちさんに見開きで掲載してあって食い入るように見た。




当時のままにされていたそうで、現在は朽ち果て床板や壁板もぼろぼろだったが人が入った形跡はなく自然に崩れていったように見てとれる。
空気さえもそのまま残っているかのようで体が固まってしまった。


右下に終戦当時を体験した方の記事が載っていた。当時聞いた感想は「音声が悪く、言葉はほとんど聞き取れなかったが、戦争に負けたということは実感した」そうだ。

当時の国民はこれがほとんどだった。

もちろん当たり前の話、今までにも読んだことはあるのでだいたいの意味は知っている。玉音放送全文を私も暗記できるようになりたいので後半にサイトより転載す。
安保法制にラップかなんかで歌うたって形だけ反対してる若者はおそらく一度も読んだこともないんだと思う。しっかり何度も何度も読んで昭和天皇のご意思を知りなさい。

そしてこのブログでも何度も言っていますが昭和天皇はじめすべての日本国民に戦争責任は微塵もない。

そこまで言って委員会の最後でゲストのアナウンサーが泣いてましたでしょ?
その訳の動画見てきましたのでネタバレ致します。

脊山麻理子さんは収録後壇上から降りて控え室に帰る廊下で人目を憚らず涙をあふれさせていた。

落ち着きを取り戻しスタッフに理由を聞かれてこう返していた。

「出演者みんなの熱い気持ちに触れて込み上げるものがあった。今時の若者が何も考えていないと言われるけど、ちゃんとした情報を伝えられてないだけなんだと思った」と言っていた。

そして、ああいうスカートを履いたり、胸を強調する衣装を着たりすることについては
「女の人が女性らしくすることが良いことだと思っていて、叩かれる覚悟でやっている」とのこと。

あら、あなた大正解ですよ。(上から目線で言ってるわけじゃないです)
それが女性にとっての幸せであると感じてる人にはそれが大正解なのである。見た目や番組内での扱われ方でいつものアイドル枠と同じように思っていたら、感情をはっきり表し、考え方にすごい好感が持てた。

脊山麻理子さんか、覚えておこう。


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玉音放送全文現代語訳

私は、深く世界の大勢と日本国の現状とを振返り、非常の措置をもって時局を収拾しようと思い、ここに忠実かつ善良なあなたがた国民に申し伝える。

私は、日本国政府から米、英、中、ソの四国に対して、それらの共同宣言(ポツダム宣言)を受諾することを通告するよう下命した。

そもそも日本国民の平穏無事を図って世界繁栄の喜びを共有することは、代々天皇が伝えてきた理念であり、私が常々大切にしてきたことである。先に米英二国に対して宣戦した理由も、本来日本の自立と東アジア諸国の安定とを望み願う思いから出たものであり、他国の主権を排除して領土を侵すようなことは、もとから私の望むところではない。

ところが交戦はもう四年を経て、我が陸海将兵の勇敢な戦いも、我が多くの公職者の奮励努力も、我が一億国民の無私の尽力も、それぞれ最善を尽くしたにもかかわらず、戦局は必ずしも好転していないし、世界の大勢もまた我国に有利をもたらしていない。それどころか、敵は新たに残虐な爆弾(原爆)を使用して、しきりに無実の人々までをも殺傷しており、惨澹たる被害がどこまで及ぶのか全く予測できないまでに至った。

なのにまだ戦争を継続するならば、ついには我が民族の滅亡を招くだけでなく、ひいては人類の文明をも破滅しかねないであろう。このようなことでは、私は一体どうやって多くの愛すべき国民を守り、代々の天皇の御霊に謝罪したら良いというのか。これこそが、私が日本国政府に対し共同宣言を受諾するよう下命するに至った理由なのである。

私は、日本と共に終始東アジア諸国の解放に協力してくれた同盟諸国に対しては遺憾の意を表せざるを得ない。日本国民であって前線で戦死した者、公務にて殉職した者、戦災に倒れた者、さらにはその遺族の気持ちに想いを寄せると、我が身を引き裂かれる思いである。また戦傷を負ったり、災禍を被って家財職業を失った人々の再起については、私が深く心を痛めているところである。

考えれば、今後日本国の受けるべき苦難はきっと並大抵のことではなかろう。あなたがた国民の本心も私はよく理解している。しかしながら、私は時の巡り合せに逆らわず、堪えがたくまた忍びがたい思いを乗り越えて、未来永劫のために平和な世界を切り開こうと思うのである。

私は、ここに国としての形を維持し得れば、善良なあなたがた国民の真心を拠所として、常にあなたがた国民と共に過ごすことができる。もしだれかが感情の高ぶりからむやみやたらに事件を起したり、あるいは仲間を陥れたりして互いに時勢の成り行きを混乱させ、そのために進むべき正しい道を誤って世界の国々から信頼を失うようなことは、私が最も強く警戒するところである。

ぜひとも国を挙げて一家の子孫にまで語り伝え、誇るべき自国の不滅を確信し、責任は重くかつ復興への道のりは遠いことを覚悟し、総力を将来の建設に傾け、正しい道を常に忘れずその心を堅持し、誓って国のあるべき姿の真髄を発揚し、世界の流れに遅れを取らぬよう決意しなければならない。
 あなたがた国民は、これら私の意をよく理解して行動せよ。  


Posted by hirok○ at 01:45Comments(2)hirok個人的天皇論

2015年08月01日

高度に発達した大賞は魔法と見分けがつかない

こんにちは!
はじめましての人ははじめまして!

今回の記事は少しこっ恥ずかしい記事になりそうだなwと書く前から思っていながら天草の方々に伝えたくて書きます。今までも結構赤裸々に書いてきたので恥ずかしながら書きましょう。身内が書いてるのでギャグぐらいに思ってください。

昨日の熊日新聞の芸能欄を読まれましたでしょうか。

顔写真は本人が恥ずかしいかもしれませんので替えました。

何度かこのブログに書かせてもらっている熊本の劇団ゼロソーの代表の方が九州戯曲賞で大賞を受賞された。

九州でてっぺんをとったということだろう。

恥ずかしながらと書いたのは、ご存知の方もいらっしゃると思いますが実はこの代表は私の兄なのです。


私も兄も高校から牛深を離れ熊本に来た。学生の頃は一緒に住んでいたりして近すぎて兄のことが見えていなかった。

約10年ぐらい前別々に住むようになったことがきっかけで兄を一人の表現者として見るようになった。
だんだんと身内なんですけど遠くにいる存在になっていった。

一昨年兄が書いた物語をマンガとして私が描く機会があったのですが、マンガ化するためにもちろん僕自身がその物語を深く理解する必要があった。このときにはじめて兄の作品に深く触れる事になった。
その作品「わいわいやろう」はこちらで買えます↓


家族だからわかることが、もしくは家族しかわからないことがたくさんあり、その物語は一見するとそう見えないが兄自身の人生そのものなんだとわかった。

その事に気がついてから、それよりも以前に兄が書いた物語を思い返してみるとそれらもまた同じ兄の人生だった。

家族という近い存在でありながら僕は何を見ていたんだって思った。僕自身も物語を作るということはやっていたが兄の物語を理解してみて、「こんな物語書く人がいるんなら僕は逆立ちしても勝てない」と悟り、物語を作るのを諦めて、兄が作ったすべての物語のマンガ化の権利を貰った。

このことから僕は兄を【熊本の宮藤官九郎】と呼ぶようになった。

学生の頃は東京へ行きたいと言っていたのを家族全員で引き止め熊本へ留まった。
それでも兄は熊本の文化の向上という目標にシフトし、自身の劇団の公演や熊本市の子供劇団を統括したり現市民会館のこけら落とし舞台には演出も勤めあげ、熊本の演劇界を第一線で駆け抜けている。

そして今回の大賞である。
兄は賞レースというものにあまり興味がなかったように思ってた。兄はつねづね自分に賞は無縁のものだと言っていた。
大きな器の人は別に賞なんて欲しいと思っていなくて、しかして応募すると簡単に賞をかっさらっていく。そういう人と同じなんだなってこれもほんと普通じゃないと思った。誤解がないように書くとほんとに簡単に賞を獲れるなんてあるはずもなく今回の賞も簡単にはいかなかった苦労話は聞いている。

受賞した作品は「チッタチッタの抜け殻を満たして、と僕ら」という作品。

このブログを以前から見てくださっている方は初めて見る題名ではないと思う。
熊本公演時の僕の感想は→こちら

新聞記事には熊本天草市出身と書いてありましたがもちろん天草市牛深出身でございます。
この物語は牛深を舞台に書かれている。

熊本公演時のポスターなどの背景は私が牛深を描いております。
それが牛深第五景↓


牛深を舞台にした物語で九州一を獲ったというのが嬉しいじゃないですか。

僕が牛深八景を描く前から兄の心には牛深があり、しっかり牛深へ気持ちを届けていた。

熊本の宮藤官九郎】と呼ぶのはこれにてやめます。

今回改めまして【九州の宮藤官九郎】と格上げをさせていただきます。しかし私はわかっていますよ。いつの日か必ず【日本の、そして世界の宮藤官九郎】になるのは間違いないと。


あれ?日本の?世界の?宮藤官九郎っておかしくないか?と落ちが付いた所でおしまいに致します。あはは。

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あーーーーと、随分「絵で見る~」の出版が遅れていまして申し訳ございません。

実は校正の方を上に書きました兄へお願いしておりまして、兄は多忙すぎて少しずつしか校正が出来ない上、私の文章が稚拙なため変更箇所が多く大変な作業になっております。

もうしばらくお時間をください。九州一の劇作家に校正をお願いしてるんだもの良い本にきっとなる!

何卒よろしくお願いいたしますm(__)m

あとこちらで申し訳ございませんが、熊日の牛深販売所の方が上の新聞記事を読んで牛深出身だと気付きキレイに印刷した物を母のところへ届けてくれたそうだ。いやぁよくわかりましたね。牛深なんて書いてなかったのに、やっぱり新聞関係者は読む力が凄いなって思いました。兄に変わりまして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

そして兄におめでとうですね!  
タグ :ゼロソー


Posted by hirok○ at 00:19Comments(0)【所感】劇団ゼロソー